講話音声再生(81~91)

第八一条 「餌を運ぶ親のなさけの羽音には、目もあかぬ子の口がみなあく。」

第八二条 「われというその源をたずぬれば、食うと着るとの二つなりけり。」

第八三条 「日日に積もる心のちりを洗いのけて、ほんとうの我というものを見とどけよ。」

第八四条 「神信心する者は 物断ちしたければ、まず第一に口舌をたてよ。」

第八五条 「修業するということは、えらい人のいうたことを いわしてもらい、したことをさせてもらい、思ったことを思わせてもらうことである」

第八六条 「我が身を捨てねば、人のことはわからぬ。」

第八七条 「人を導くには、其の人の望を知らねばならぬ。これはほんとうの慈悲があれば神がわからす。」

第八八条 「人が悪いと思うな、心の向が違うておるぞ。神の方へ向けてあげれば、悪いことはできぬものである。」

第八九条 「人を助けるということは、神の仕事の手伝をしたまでで、おかげはめいめいの心の向きようによるものである。」

第九十条 「身の達者を願うのは働かせてもらいたいからである。達者であるから願いごとがないなどいうのは あやまりである。」

第九一条 「からだに武器があるものは、武器にたよる。身に知恵あるものは、その知恵にすがる。神にすがるものは、何でも恵まれる。」