講話音声再生(123~133)

第一二三条 「迷うが故に三界の城、悟れば即ち十方空、本来東西無し、何ぞ南北あらんや。」

第一二四条 「目上の教育は、すまじき事ぞ。神に念じ、よきに進むよう心に何物も止めるな。恵まれる時至るべし。」

第一二五条 「祈るという事は、神に近づく道である。祈らずとても神や守らんという事は、凡夫のいうべき言葉でない。」

第一二六条 「施しは、酬いを求むる心でしてはならぬ。施して求めぬのが頼もしい。」

第一二七条 「親は子に不孝といい、子は親に孝が出来ぬと泣く、求めるからである。求めるものさえなければ、思いのままである。 夫婦の道も同じ事。」

第一二八条 「神の道は、慈悲の道。人を助けるのは 人の道。人の道を離れては神の道はない。」

第一二九条 「世の中からの仕向けは、自分の心の姿と思え。」

第一三〇条 「知りて行なわぬのは反逆人も同様。」

第一三一条 「よく、一人のもとに屈し得る人は、万人の上に通ずる。」

第百三二条 「高殿楼上に生まれ、その柱を食んで生きる白蟻のように、この地上に生まれ、地上を食んで、世に罪を残す人となるなかれ。」

第一三三条 「仕事とは、世の中へ良いものを作り出す働きである。」