心得

心得
教の親の年若き十五の春頃より、
五十七の秋まで、永の年月積まれたる
み徳の数々なれば、
後の世の人々は一日一徳をきき、
身をもってよく味わい、心にしるして、
後に次々と項を進めて行くべきなり。
              黙  童