なやめる人の、神泉園講話集をよんでの、うれしいたよりの一節を紹介し、あとがきとする。
ある読者の言。「私は三か月前、私は非常に苦しんだ。四日四晩、眠ることができなかった。十八日間、何も固形物を口にしなかった。食物の匂いを嗅いだだけでも、胸がわるくなった。
その時の精精的苦悩は、とうてい筆紙につくしがたい。 いわゆる地獄のくるしみも、あれほどひどくはあるまいとさえ思っている。私は気狂いになるか、死ぬかと感じたくらいである。
まったく、あんな状態が続いたら、生きていくことができなかったであろう。
私の人生の転換点となった日は、神泉園講話集をもらった時である。過去三か月、私は日夜、この本とともに、生活した。一ページ、一ページ熱心によんだ。
必死になって新しい、生き方を発見しようとした。その結果、私の精神面と感情的安定に起った変化は、ほとんど信じられない位である。
今私は気がついているのだが、自分が何かについて悩みはじめていると感じた時は、私はすぐ反省して、この本をよんで、 学んだ教えのいくつかを適用し始める。
私を半狂乱に追いやっていた種類の問題と直面する時は、私は気を落ちつけて、この本のか条をさがし求めて適用しようとする。又少しでも改善するには、どうしたらよいかを考える。
この本をよんで以来、私は本当に新しい幸福な生き方を経験している。私は、もはや不安によって、自分の健康と幸福を破壊しはしない。
毎晩、私は九時間眠れる。食物はおいしい。今や私は、自分の周囲にある美しい世界をみて、楽しむことができる。
私は神に対して、私の人生を、そしてこんな美しい素晴らしい世界に生きていられることを感謝している。」
という手紙の一節をあとがきとして、かかせていただきました。みなさんも、この本を熟読するようおすすめする。
常に座右におき、問題のおきたとき、悩みの生じたとき、応用できるか条には印をしておくとよいと思う。この本は、「よむ本」ではない。新生活に進むための「案内書」なのである。
ありがたいの心が、よむことが神のすくいをもとめることになる。
以上